エロゲの話 Fate。感想とか。
ちょっと結論出してから時間が空いたんで、いろいろと考えてみましたけど、なんていうか。
世界設定に矛盾が多かったり、人物描写にちぐはぐな点があったりするのではっきりとは申せませんが。
士郎は私がプレイした感想から言うと。「脅迫観念から自己がないと振る舞っている」ようにしか見えない。
まず、自己がないor自己の価値を認めていないというのは登場人物たちが思っているだけで、実際にはそんなことはないように見えます。
だって、自分のことで激高したりしてるし。とくに、自分のアイデンティティを貶めされたときに激高するというのは保身行為以外の何者でもない。
そのアイデンティティが「救済」のつもりでいるため、自分のアイデンティティを守る為には救済される側の尊厳を「考えに入れない」というすさまじいことを何回もやらかしていますし。
アーチャーも同様の書かれ方をしていると感じました。
凛も実は同じように見えました。「魔術師という物のあり方に決まりはなく、ただ根元の一を求め、禁忌となるのは『秘術は秘すべし』の一点のみ」と説明されているのに、魔術師の有り様というのにやけにこだわっているあたり。
単にコンプレックスの固まり、若しくは魔術師という拠り所に依存過多なように見えるのです。
世界観に関して。
一番の疑問点だけが未だ解決されません。
「英霊とは人が偉業をなし、死後英霊の座に着いた物」「第三聖杯戦争後、聖杯に異常が生じ、英霊に敵するべき物=反英霊も呼ばれるようになった」「英霊をそのまま呼ぶなどと大それた真似は出来ないので、サーバントという枠に押し込める」といった設定が語られていますが。
……どーやってライダーが召還されるんでしょう? 亜伝、外典はともかくメデューサが人間として語られることって無いはずなのですが。海のニュンフを人間として扱ってるんですかね。
サーバントシステム
「知名度による能力の加減」「性格を傾向と善悪に分類」なんてところはAD&D2nd(orD&D3e)を思い浮かべますが。
影響受けてるんですかね。だとしたら「アラインメントのところを徹底的に読み直せ」と声を大にして言いたい。いくら何でもありゃおかしいでしょう。
総じて。
確かにやってるときには面白かったんですけどねぇ。異物感が残るというか。
私の好みでは足掻いたあげくの残骸といった言峰の方が面白いです。キャラとして好き、という意味ではなく物語として、ですが。
キャラとしては桜ですかね。良心はないが保身だけは出来るといった強烈な面をもっとさらけ出して欲しかったところ。結局寝たきりになるか暴走してるかしかなかったし。
てなところで。


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